共通部分をテンプレ化
ヘッダーやナビゲーションはトップページ以外のページでも共通している場合がほとんどです。
そのような場合、ヘッダーの内容を修正する際に全ページのヘッダー部分を修正しなければなりません。
そのため、ページ数の多いサイトは、ヘッダー部分を別ファイルにして各ページで呼び出すようにするといいでしょう。
サイトの構成
以下のようなサイトがあり、「index.html」以外のページを増やす際もheader部分は共通しているとします。
- index.html
www
index.html
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>ホームページのタイトル</title> </head> <body> <div id="header"> </div> <div id="container"> </div> </body> </html>
このサイトのheader部分を共通化してみましょう。
ファイルを分割してPHPコードで呼び出す
「index.html」のheader内を切り出して「index.php」と「parts-header.php」に分割しましょう。
「index.php」のheaderの内容があった部分にはPHPのコードが入ります。
- index.php
- parts-header.php
www
index.php
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>ホームページのタイトル</title> </head> <body> <?php include("parts-header.php"); ?> <div id="container"> </div> </body> </html>
parts-header.php
<div id="header"> </div>
header部分の修正が簡単に
先ほどのPHPコードを「index.php」以外のページにも組み込むことで複数のページから共通の「parts-header.php」を呼び出すことができます。
このように組むことで、header部分を修正する際に「parts-header.php」を修正するだけで全ページのheader部分へ反映することが可能です。